【里未】
「うっ……! こ、これはただの……せ、生理現象で……」

里未の言う通り、これは生理現象なのだろう。
俺のことが死ぬほど嫌いでも、膣内を肉棒で擦られれば愛液が溢れる。
でも、これは都合が良い……。
今俺が行ってる行為に愛などは必要なかったけど、潤滑油は必要だった。
今はなによりも、犯したという結果が欲しいだけだ。

【信一】
「もう、大丈夫かな」

独り言のように言うと、俺は腰を引いて、ずずっと一気に押し込んだ。

【里未】
「はあぁぁっ! ふ……深いっ……くうぅぅっ……あぁあう! あ、は、はあっ……はんんっ!」

締めつけも緊張が解け、心地よい膣圧が戻ってくる。
ペースを徐々に速めていく。

【里未】
「ん、んんっ、くっ……だ……だめっ……そんなに、したらっ……あ、あうっ……はああぁぁっ!」