バイブの振動は最弱にしてある。
それでも真琴はかなりキツいのか、苦しそうに声を漏らしていた。
【真琴】
「んんっ……あっ……我慢でき、ないっ……んくぅっ」
【真琴】
「こんなのっ、使うの……んはぁっ……初めて、だもんっ……」
【真琴】
「――っ! いたっ……んぐぅっ、んぁ……うっ」
と、車窓を通り過ぎる景色の流れが緩やかになり、やがて止まる。
【真琴】
「やっ! だめっ……」
電車が駅で停車すると、エンジン音は止み、バイブの音がわずかに聞こえてくる。
真琴は押し隠すように、股間に手をやって音の遮断を試みる。
その瞬間も、真琴の膣内で肉壁をかき分けながらバイブは動いている。
それを思うだけで、股間の奥がじんわり温かくなってくる。
【真琴】
「んぐっ、ふぁっ……お願い、早く出発してっ……うんっ、んあっ……」
真琴が気丈に耐えようとする姿に、バイブのパワーを上げたい欲望にかられる。