【印南組員】
「ふははっ、どうした?
 もうマ○コぐちょ濡れじゃねえか!
 相当我慢してたんじゃねぇのか? え?」

【杏子】
「あぅう、う……くぅうっ」

【杏子】
(い、いけないっ。
 ここは病院なんだから、大声出しちゃ……っ)

懸命に歯を食いしばって、あふれ出る嬌声をこらえる。

――空き病室のベッドに、私は包帯で手首を縛られて
拘束されていた。

身動きがとれない、という状況が、
私の抵抗心を萎えさせて、諦めの境地に導こうとする。